日本のトヨタ自動車は11日、6月頃から、中国の完成車工場の生産を順次正常な水準に回復していくと発表した。生産の回復開始時期は4月22日に8月頃からと公表していたが、2カ月前倒しすることになった。人民日報系の北京紙「京華時報」が伝えた。
東日本大震災による部品供給への影響により、現在、中国の全ての完成車工場・部品工場において生産調整が行われている。
トヨタの指摘によると、レクサスとトヨタの輸入車も順次正常な水準に回復するが、一部の車種は引き渡し時期が引き続き遅延する可能性があるという。
「人民網日本語版」2011年5月13日