(二)エコ産業:七大新興戦略産業の内、エコ分野は最重要領域に位置付けられている。産業の現在の発展状況からみると、例えば、省エネ領域で盛んに使われている電力・電子技術は中国でもすでに開発が進んでおり、国際的競争力を持つ企業がたくさん生まれている。
(三)ハイエンド設備製造:現在、中国のハイエンド設備製造業は多くの分野で大きな進展を遂げている。例えば、高速鉄道、超高圧電力輸送、発電、建設機械などは、製品や技術の海外輸出がすでに行われている。今後、ハイエンド設備、海洋建設、原子力発電、航空製造業なども発展すると見られ、その中から、国際的競争力をもつ企業が生まれるに違いない。
(四)次世代情報産業:伝統的な電子産業と異なり、中国の一部の電子企業はすでに世界の電子産業のサプライヤーチェーンに参入している。特に情報産業においては、国際的競争力をもつ企業が生まれている
杜猛氏は、「新興産業は今後5年~10年、中国経済を牽引する原動力となる。新興産業の成長率はGDP成長率を遥かに超えるだろう」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年5月17日