88の中央政府部門は20日までに、2011年の部門予算を公開した。財政部は6月に、これらの予算案を全国人民代表大会常務委員会に提出するという。
中国では、全人代常務委員会に予算を提出して審議を受ける必要のある中央部門が98ある。政府情報の公開に関する国務院の規定に基づき、これらの部門はいずれも、今年、部門予算案を公開することになる。財政部は、「去年に比べ、今年は財政支出予算を公開する中央部門の数は著しく増加した。また公開の時期が繰り上げたほか、内容も詳細化した」と述べた。
各界が注目している出国訪問の費用、車の購入代と運行代、公務による接待費などについて、中央各部門は6月に、全人代常務委員会での審議を経て、2010年の関連経費の支出状況と今年の予算を公開するという。
「中国国際放送局 日本語部」 2011年5月22日