アメリカのモンタナ州で開かれていたAPEC・アジア太平洋経済協力機構の中小企業2011年閣僚級会議は、21日、声明を発表して閉幕しました。会議に出席した代表らは、「中小企業の発展を促すため、さらなる措置を講じていく。特に、より広く高成長分野に参与させていく」ことで一致した。
会議で発表された声明は、「各国の代表は、前回の会議の精神を実行して、中小企業が高成長の企業と国際的な市場競争への参与を、引き続き促していくと重ねて表明した」としている。
また、声明は中小企業への支援について、「APECは今後、共同で措置を講じ、高成長分野への参与を促していくとともに、潜在力のある分野への参与を促す戦略や行動計画も制定する。また、人材育成や技術刷新を支援すると同時に、国際市場へのさらなる参与をサポートしていく」と強調した。
このほか、中小企業の高成長分野となることを目指して、代表らは、ビジネスモラルの提唱、新技術の応用の推進、関連政策の制定などで合意した。
「中国国際放送局 日本語部」 2011年5月22日