中国銀行業監督管理委員会(銀監会)による「商業銀行レバレッジ率監督ガイドライン(意見募集案)」発表など多くの要因が影響し、A株市場は今週、大幅に下落した。上海総合指数は2800ポイントを割り込み、3カ月半ぶりの安値を記録した。深セン成分株価指数も3%超下落した。
23日は上海、深センともに下落。上海総合指数は一時、2853.29ポイントまで上昇したが、徐々に下げに転じ、午後になって2800ポイントを割り込んだ。終値は2774.57ポイントで、先週末の終値より83.89ポイント(2.93%)下がった。
深セン成分株価指数は12000ポイントの大台を割り込み、終値は先週末比418.84ポイント(3.44%)安の11742.19ポイントとなった。
中国の景気見通しへの不安から売りが相次ぎ、上海市場の売買金額は1128億元、深セン市場は746億元と、上海、深センともに低迷が続いている。