個別銘柄も大きく下落した。時価総額上位30銘柄のうち、海螺セメントを除いて、軒並み1%以上の下げ幅を記録した。その中でも長江電力は6%超下げた。
23日のA株市場はすべてのセクターで下落。化学、金属、ゴム、製紙・印刷、電器・機械などのセクターが大幅に下落した。金融セクター、エネルギーセクターの下げ幅は相対的に小さかった。
CSI300指数は3100ポイントを割り込み、98.62ポイント(3.16%)安の3022.98ポイントを付けた。
先週末、銀監会は、レバレッジ率などに関する基準を示した「商業銀行レバレッジ率監督ガイドライン(意見募集案)」を発表した。これにより、ガイドラインに示された基準を満たすために、金融機関が増資するための新規株式発行などの動きを見せるのではないかとの懸念が投資家の間で広がり、A株市場は比較的大きな影響を受けた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年5月24日