屈宏斌氏は産出価格指数が10カ月ぶりの最低を記録した理由として、「新規受注の伸びが鈍化し、製造業メーカーが在庫の調整を行ったため」と指摘、さらに「現在のPMI水準は、工業増加値の増加率13%、GDPの成長率9%という数値と一致する。現在の政策の重点は依然としてインフレの抑制だ。金融引き締め策は今後数カ月間は継続するだろう」と述べた。
PMIの速報値は毎月1度、確報値発表の約1週間前に発表される。速報値は、PMI調査の85%-90%のデータを根拠としている。5月の確報値は6月1日に発表される予定。なお、3月、4月の最終値はそれぞれ51.8だった。
「人民網日本語版」2011年5月24日