【新華社北京5月28日】中国機械工業連合会と中国自動車工業協会は27日、同地で2010年の中国の自動車工業企業上位30社を発表した。
上位30社の内訳は完成車メーカーが21社、部品メーカーが4社、オートバイ・メーカーが5社で、国有企業が14社、民間企業が13社、外資企業が3社。
本業の売上に基づく完成車メーカーの上位6社は、上海自動車工業(集団)総公司、中国第一自動車集団公司、東風自動車公司、北京自動車工業控股有限責任公司、広州自動車工業集団有限公司、中国長安自動車集団股分有限公司で、この6社の本業の売上はすべて1000億元を上回った。
2010年の自動車工業企業上位30社の本業の売上は前年比38・11%増の2兆4286億元、利益は71・20%増の2005億元。上位30社の本業の売上はすべて増加し、そのうちの28社は2ケタの伸びを記録、13社は40%以上増加した。
上位30社のうち利益が400億元を超えたのは、上海自動車、第一自動車、東風自動車の3社。
中国機械工業連合会の蔡惟慈副会長は次のように述べた。2010年は完成車メーカー73社が1826万4700台の自動車を生産した。そのうち完成車メーカー上位30社が生産した自動車は全体の95・31%を占める1740万8200台で、比率は前年を1・54ポイント上回った。上位10社が生産した自動車は全体の86・31%を占める1576万4100台で、上海自動車、東風自動車、第一自動車、長安自動車が生産した自動車は全体の62・09%を占める1134万0800台。
(新華網日本語=中国通信社)