米国の情報サービス大手・ブルームバーグ社は27日、アジアの22の新興経済体の「経済成長情況指数」を発表した、。16の方面から、各国が今後5年間に経済の安定と急成長を維持する可能性を評価したもので、トップは中国、2位はインド、3位はベトナムだった。「環球時報」が伝えた。
ブルームバーグ社によると、同指数は経済競争、国民の教育レベル、都市化、ハイテク輸出、インフレなど16の方面から導きだされたもので、ある国が今後、経済の急成長を維持する能力があるかどうかを評価するものだ。中国は76.2%でトップとなり、2位のインドは64.1%、3位のベトナムは61.9%で、東チモールが最下位だった。
ある報道によると、同指数から中国とインドの経済成長が長く持続することがうかがえるという。現在、米国、欧州、日本の経済発展が停滞しており、中国とインドは今後、世界の経済成長を牽引するものと予想される。また同報道が引用する東方匯理銀行(インドシナ銀行)のコワルチェック駐香港シニアエコノミストによると、中国の経済成長は「順調な記録」を維持しており、ここから中国政府の経済危機への対応能力が証明されたという。
「人民網日本語版」2011年5月30日