また、北京、上海、広州、深セン、杭州、南京、武漢、瀋陽、成都、天津の10大都市での調査結果によると、この10大都市の平均価格は15820元/平方メートルで、前月比で0.11%、前年同期比では3.94%上昇した。具体的には、前月比で住宅価格が上昇したのは6都市で、うち深センの上昇幅が最高の1.08%で、住宅価格は25671元/平方メートルだった。武漢、広州、上海、重慶、北京の5都市の上昇幅はいずれも1%以下だった。住宅価格が下落したのは南京、成都、杭州、天津の4都市で、下落幅は1%以下にとどまった。
昨年同じ時期と比べて、10大都市の中で住宅価格が上昇したのは8都市で、下落したのは上海と天津の2都市のみだった。中でも、広州市の住宅価格の前年同期比上昇幅が最高の10.25%で、上昇幅が5%を越えたのは成都、深セン、武漢などとなっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年6月2日