中国物流購買連合会が6月1日に発表したデーターによると、5月の製造業購買担当者指数(PMI)は52.2%で、前月比で0.9ポイント低下し、9カ月ぶりの低水準となった。そのうち、仕入れ価格指数の低下幅は最大の5.9%となった。
PMIが低下傾向にあるが、なお50%以上の水準を維持している。
交通銀行金融研究センターの上級マクロアナリストの唐建偉氏は、「5月のPMIは2カ月連続の低下となった。サブ指数を見ると、新規受注指数、生産指数などがいずれも低下傾向にあり、第2四半期の中国の経済成長率が緩やかなに縮小していることを示している」と述べている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年6月2日