何さんは現在接触してきている外資は不動産の買いが主で、一流、二流都市の優良なオフィスビルや商業施設、ホテル、マンションなどの物件購入を希望している。賃貸料と3-5年で転売した不動産の値上がり分と賃貸料の両方で資金回収する。
今回の取材で一部の外資ファンドは積極的に高収益を追及し、回収が早い住宅開発にも乗り出していることがわかった。だが、よい投資チャンスに恵まれず苦慮しているという。外資は20%の投資回収率を希望しており、海外資本投資の手続きは煩雑で開発業者は「投資額が大きい長期的回収の投資」をしたがらない。まず、国内の民間資本を選ぶ。加えて、住宅市場の持続的な調整により投資リスクも増大している。外資ファンドの多くは商業用不動産に転換している。
外資が二級、三級都市へ打って出る