「摩天都市」が投資過熱の恐れ
統計によると、米国の高さトップ50の超高層ビルのうち、不動産会社が投資するのはわずか16軒で、残りの34軒は卸売り、石油化学工業、自動車、航空、港湾などの企業が投資する。それに対し、中国の高さトップ50の超高層ビル(香港、マカオ、台湾地域を除く)のうち、不動産会社による投資は25軒に達する。
企業による投資を主体とする米国の発展スタイルは、ビル建設後の賃貸にかかる圧力がそれほど大きくない。企業の本社がその一部を使用するためだ。一方、不動産会社が開発した超高層ビルは、建設後に販売または賃貸の圧力に直面する。
このランキングは、中国の「摩天都市」が投資過熱のリスクに直面する可能性があることを示している。
2011年中国摩天都市ランキング