日本のシャープ社は6月1日、中米両市場の成長性を見据え、2012年3月期の液晶テレビ販売目標を5倍に引き上げると発表した。
近ごろ、世界の中小型液晶テレビの価格が下落し続けているため、利益を確保するには、技術レベルが高く、競争相手の少ない大型液晶テレビの販売を拡大するしかない。
シャープの2012年3月期の米国市場における60インチ液晶テレビ販売目標は100万台以上、中国市場における60インチ液晶テレビ販売目標は約30万台であると伝えられている。大型液晶テレビの中米両市場での占有率は70%に達しており、市場の成長性を見据え、販売の拡大に力を入れるという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年6月8日