中国の胡錦涛国家主席は6月12日から20日にかけて、カザフスタン、ロシア、ウクライナを公式訪問することになっている。胡錦涛国家主席はこの期間、上海協力機構アスタナサミットと第15回サンクトペテルブルク国際経済フォーラムにも出席する。
外交部が7日に開催した内外メディア向けのブリーフィングで、程国平外交部部長補佐は、胡錦涛主席のロシア訪問期間中に中ロ両国はエネルギー、金融などの分野で多数の協力合意文書に調印することを明らかにした。
程国平部長補佐によると、今年は『中ロ善隣友好協力条約』の締結10周年にあたる。この10年、条約の精神と原則に基づき、中ロ関係はいまだかつてない大きな発展を遂げた。双方は整った両国のトップレベル交流メカニズムや各分野の協力メカニズムを構築し、互いに最も重要な経済・貿易パートナーとなっている。また、一連の重大な国際・地域問題で協調を図り、両国の発展を促進し、両国の国民に巨大な利益をもたらしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年6月8日