▽カメラ
現在、一眼レフカメラは日本製が主流となっている。震災後、キヤノンやニコンなどのデジタル一眼レフとレンズは深刻な品不足に陥り、価格が高騰したため、多くの消費者は購入を延期せざるを得なかった。現在、日本のカメラメーカーは一眼レフの生産を再開しているが、供給はまだ逼迫している。
済南の電気製品販売サイトに尋ねたところ、ある日本製の一眼レフカメラは、一度は6500元(約8万円)にまで値上がりしたが、今は5500元にまで下がったという。同サイトの店員は「これは値下がりとはいえません。通常の価格に戻っただけです」と言う。ただし、価格は下がったが依然として現品はなく、全額を支払って予約した後、3日後に商品が手元に届くという。
ネット店舗と同様、実店舗でも価格が下がっている。日本製一眼レフカメラの販売業者によると、現在一眼レフの供給は依然として逼迫しているが、それでも4月?5月よりはずいぶん良くなったという。さらに、買いだめしていた業者が続々と商品を売り出していることから、日本製一眼レフの価格は下半期には震災前の水準に落ち着くだろうとの見方を示す。