パナソニックはこのほど、杭州大地環保、DOWAホールディングス、住友商事と組んで浙江省杭州市に廃家電リサイクル事業の合弁工場を設立すると発表した。パナソニックと杭州大地環保が各々35%を出資し、第1期総投資額は1億2170万元。年間処理能力100万台を目指し、来年前半にも試験稼働を開始する。日本の家電メーカーが中国でリサイクル事業を展開するのは初めてだ。
合弁会社はテレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、パソコンの5品目の廃家電を回収し、日本の進んだ技術と設備で解体処理。取り出した資源を製錬会社や樹脂再生業者などに提供する。
「人民網日本語版」2011年6月9日