鉄道部の何華武チーフエンジニアは13日の記者会見で、間もなく開通する北京-上海間の「京滬高速鉄道」について次のように説明した。
京滬高速鉄道は非常に雄大な事業で、104の重点事業からなる。これは南京大勝関大橋、済南黄河大橋、淮河特大橋、陽澄湖大橋,北京・天津・済南・南京・上海の5大ターミナル事業、無砂利レール事業、有砂利レール事業、電化事業、列車運行制御事業などで、さらに高速列車の製造およびこれら付帯事業を統合するための事業もあり、そのすべてが重点事業を構成する。
京滬高速鉄道は海河、黄河、淮河、長江の4大水系に跨り、26カ所で河川、70カ所で高速道路や省幹線道、59カ所で既存の鉄道と交差する。5大ターミナルおよび旅客輸送システムは構造の調整と整った配置を必要とする。これらのデータは工事の難度が非常に高いことを示している。その地質条件は非常に複雑で、建設規模は非常に巨大。システム・技術のハイテク度と安全性への要求基準は高く、環境保護面の要求も厳しい。
高速鉄道は複雑な巨大システムであり、高い水準を要求され、工事の難度も高い。われわれは機械化、専門化、工場化、情報化の4つの「化」を含む技術革新や建設過程における規格化の強力な推進を通じて、これらの難題を攻略し、事業のクオリティと指標において世界先進レベルに達した。(編集NA)
「人民網日本語版」2011年6月14日