経済観察報」によると、国家統計局の最新の統計から、中国の経済成長は関連機関が予測したような減速とはなっておらず、投資と工業付加価値額に後押しされ、安定した上昇を続けていることがわかった。国家発展改革委員会(発改委)の統計を見ても、国内21の省で経済成長率が予想を上回っている。
政府と市場は、物価の上昇圧力は引き続き存在し、次の調整ではインフレ予期の管理と物価の抑制が重点に置かれるとの認識で一致している。
見解にずれ 経済成長率は減速しているか
経済成長に関する問題に政府と市場の関心が集まっているが、その見解は異なる。機関は企業の活力とマネーサプライの減少により経済成長率は低下すると見るが、国家統計局と発改委はこれについて分析し、結論をまとめている。