政府による最新の統計と分析では、投資の強いけん引力により、経済成長率は低下せず、多くの省は予想を上回る伸びを示したとされた。
国務院発展研究センター・マクロ経済研究部の専門家は、「全体的に判断して、実体経済は良好で安定した成長を維持している」と話す。投資については、今年に入って急速な伸びを維持し、1~5月の固定資産投資額(農家を除く)は9兆225億元で前年同期比25.8%増加し、経済成長への貢献度も大きい。
発改委経済運行局の賈復生副局長によると、第1四半期に全国28の省でGDP成長率が2桁増となり、13の省で13%を超え、多くの都市が各地の人民代表大会会議で認可された今年の予想成長率を上回った。また、第1四半期の中国の経済成長率は9.7%で、これも全国人民代表大会の会議で認可された目標値8%を上回っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年6月17日