高速鉄道の開通で各航空会社の国内線に大きな打撃

高速鉄道の開通で各航空会社の国内線に大きな打撃。

タグ: 高速鉄道 航空業界 打撃

発信時間: 2011-06-17 17:36:11 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 盛部長によると、京滬高速鉄道のチケットには(1)北京から上海への直通チケット(2)区間ごとに停車するチケット--の2種類があり、区間ごとに停車するチケットは航空機のチケット価格よりも大幅に安くなると見られるほか、北京から上海への直通チケット価格も、航空機より少し安くなるという。

現在、京滬高速鉄道のチケット価格はまだ明らかにされていないが、滬杭(上海-杭州)高速鉄道の二等席の平均価格(1キロあたり0.52元)を参考にすると、京滬高速鉄道は全長1318キロであることから、二等席の価格は680元前後となると見られる。もし京滬高速鉄道のチケット価格が600元前後となり、さらに北京から上海までの所要時間が約5時間であることを考えると、民用航空と比べても十分な吸引力を持っており、かつて航空便を利用していたビジネス客の一部が高速鉄道に流れるのは必至と見られる。

海南航空の呂広偉・董事長秘書は、「航空機の利用では所要時間の問題がある。北京?上海間を例にとると、飛行時間はわずか1時間強だが、市内から空港までの距離も長く、空港に着くまでの時間、空港から目的地までの時間、搭乗手続き、セキュリティーチェック、飛行時間などを含めると4-5時間はかかる。このため短期的に見ると、京滬高速鉄道は間違いなく打撃となるだろう」と述べる。

 

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