京滬高速鉄道 運転士の事故防止装置を設置

京滬高速鉄道 運転士の事故防止装置を設置。

タグ: 京滬高速鉄道 運転士 事故

発信時間: 2011-06-17 17:07:48 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

不具合が生じたとき、乗客は列車を止めることができる。CRH380BL型車両のブレーキ効果を高めるため、中国北車は車両の減速・制動機能、乗客の快適な乗り心地を保証すると同時に、いくつかの対策を講じた。

各車両の両端に赤いレバーを取り付け、車内や車外の異常に気がついた乗客がこのレバーを引くと、運転士に異常を伝えることができる。運転士は十数秒以内にそれぞれの状況に応じて停車させるかどうかを判断し、時間内に処置がとられなければ自動的に停車するようになっている。

運転士に予想外の事故があった場合について、中国北車唐車股份公司の孫幇成チーフエンジニアは、「列車の先頭にある運転室には運転士の不慮の事故を防止する『事故防止装置』を設置し、運転士の足の下にボタンを取り付け、運転士は決められた時間内に一度踏むことになっている。時間を過ぎても踏まないと警告があり、数秒経っても反応がなければ自動的に停車する」と話す。

また孫幇成チーフエンジニアによると、CRH380BL型車両をレールに沿って進行させるため、中国北車はボギー台車の危険速度を時速600キロに高めた。時速600キロ以内であれば、脱線する可能性はほとんどないということだ。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年6月17日

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