京滬高速鉄道の開通後、鉄道部門は固定、移動設備の運営・メンテナンスを強化し、安全を保障する。毎朝、始発車両を走らせる前に、乗客を乗せずに双方向のレール上で点検車両を走らせ、安全を確認する。中国鉄道部の胡東亜副部長によると、この点検車両の色は黄色で、高速鉄道の「診断医師」と呼ばれている。
また毎晩、最終列車が運転を終えたら線路と接触システムの点検と整備を4時間以上かけて行い、10日おきに安全点検車両を走らせて鉄道の全面的な「健康診断」をし、車両の点検・修理を毎日行い、走行距離と時間に応じて5段階で整備するなどの定期メンテナンスを行う。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年6月14日