1億4千万人の登録会員を擁するミニブログ(日本のツイッターに相当)大手・新浪微博は29日、日本でのアカウント認証サービスを開始した。これにより、中国進出を希望する日本の各方面に足場を提供することになる。中国新聞社が伝えた。
新浪微博の王高飛副総裁は29日に東京で行われた記者会見で、「ミニブログというプラットフォームを通じて、中日の文化や経済をめぐるコミュニケーションのかけはしを構築し、より多くの中国人が日本観光に訪れることを促すとともに、より多くの日本企業が中国での協力パートナーを見つけ、中国の広大な市場で成長の可能性をつかむよう支援できることを願う」と述べた。
今年になってから日本の地方自治体、企業、芸能人が相次いで新浪微博に登録している。最も注目を集めたのは福島県が今年2月に公式アカウントを登録したことで、3月11日に東日本大震災が発生すると、フォロワーはたちまち3万人に増加した。福島県東京事務所の星春男所長によると、多くの中国人フォロワーがミニブログを通じて福島に元気を送ってくれた。福島県はミニブログを通じて、福島が想像よりもひどい状況ではないことを中国に発信したかったという。星所長は「福島には温泉やゴルフ場がたくさんあり、日本の伝統文化の一面を備えている。中国の友人が福島に観光に来ることを願う。これが福島の復興に対する最大の支援になる」と話す。