今年1~6月、中国が管轄する海域での赤潮発生は24回で、発生面積は累計で約982平方キロに達した。また緑潮が黄海で1回発生し、現在も続いている。国家海洋局が先般明らかにした。
それによると、今年上半期の赤潮の発生は渤海が3回で、発生面積が200平方キロ、黄海が1回で、面積が20平方キロ、東中国海が14回で、面積が721平方キロ、南中国海が6回で、面積が41平方キロだった。
今年上半期、中国が管轄する海域で赤潮を引き起こす原因となった優勢な生物は、主に甲藻類だった。24回の赤潮のうち、18回は甲藻類、4回は珪藻類、渦鞭毛藻が原因だった。
過去5年間の上半期の平均と比べ、今年同期は赤潮の発生が18回少なく、累計の発生面積が6700平方キロ少ない。そのうち東中国海は赤潮発生の回数、面積とも過去4年間と比べ大幅に減少した。渤海、黄海、南中国海の赤潮発生の回数はほぼ例年と同じで、面積は多少減少した。
(新華網日本語=中国通信社)2011年7月16日