今年上半期の中国の社会融資(SICIAL FINANCING)規模は7兆7600億元で、人民元貸出増加額は4兆1700億元。中国人民銀行(中国の中央銀行)が15日発表した。
人民銀行が発表した「2011年上半期の社会融資規模に関する統計報告」によると、今年上半期の社会融資規模は前年同期比3847億元減の7兆7600億元。
そのうち人民元貸出増加額は前年同期比4497億元減の4兆1700億元。外貨貸出増加額は元換算で前年同期比1179億元増の3361億元。委託貸出増加額は前年同期比3829億元増の7028億元。
上半期の人民元貸出が社会融資総額に占める割合は53・7%で前年同期を3・2ポイント下回り、外貨貸出が占める割合は4.3%で前年同期を2・0ポイント上回った。
2002年は人民元貸出が社会融資総額に占める割合が90%を超えていたが、この比率は2010年までに56%に下がっている。
(新華網日本語=中国通信社)2011年7月16日