財政収入の増加幅はなぜGDP成長率を大きく上回っているかについて
一部メディで問題視とされたいる「上半期の31.2%の財政収入増加幅が9.6%のGDP増加幅をはるかに上回っていること」に対し、張捷氏は、上半期の財政収入の増加状況を見る際、インフレ要因を分析する必要がると強調している。
「国の財政収入の計上において、インフレ原因が考慮されていない。また、企業にとって、増値税にしても、所得税にしても、その金額の増加は利益が増えたことによるものではなく、インフレの進行によるものである」。したがって、インフレが続く状況下では、財政収入の増加幅が予想を上回り、GDP成長率を大きく上回ることがありうる、と張捷氏がいう。