アジアの消費者のブランドに対する関心と消費力はここ10年、大幅に高まっている。関連の統計によると、中国とインドでは、欧米よりブランドが重視されるようになっただけでなく、ブランド浸透度も高くなっている。
米調査会社のハリスインタラクティブがこのほど発表した調査報告によると、衣料品やアクセサリーを購入する際にブランドを重視すると回答した成人は中国で72%、インドで74%に達したことがわかった。一方、米国でブランドを重視する成人は26%、イギリスは24%で、ファッション都市のイタリアでもわずか28%にとどまった。
化粧品、香水、時計の購入時にブランドを重視する傾向が強い