民生用科学技術産業が重点に
第4回全国社会発展科技工作会議が18日に北京で開かれ、多くの中央の部・委員会は「十二・五(第12次5カ年計画、2011~2015年)」期に民生用科学技術産業を共同で推進することを初めて発表した。『経済参考報』によると、向こう5年で民生用科学技術産業の総生産額は1兆元を超える見通しであることがわかった。うち、民生用科学技術産業の発展の重点に置かれているバイオ医薬と生態環境の技術分野の総生産額は5000億元に達する見込み。
中国科学技術部の万鋼部長によると、2011~2015年まで、民生用科学技術の発展の加速は人の健康、生態環境、公共安全、防災・減災の4方面に重点を置く。
ある専門家は、「人の健康は現代医学、薬品創製技術、バイオ医薬産業に及び、生態環境はクリーンエネルギーとクリーン生産技術に及ぶ。また、公共安全と防災・減災については、市場化と産業化の程度を高め、より大きな生産潜在力を掘り起こす」と話す。