バイオテクノロジー産業の年間伸び率を15%に維持
科学技術部は次の目標を掲げている。バイオテクノロジー産業を戦略的発展の基幹産業にし、2015年末までにバイオ農業とバイオ医薬の生産額を2000億元に、工業バイオテクノロジーの生産額を4000億元に増やし、バイオ・医薬分野の上場企業を10社以上育成し、バイオ産業の生産額の年間伸び率を15%以上に維持する。計画によると、中国は向こう5年、エイズやウイルス性肝炎などの重大な伝染病の予防と治療、ワクチンと抗体製品の研究・開発、バイオエネルギー製品の開発など13の分野の発展に力を入れる。
環境保全型科学技術への投資は220億元に
そのほか、環境保護部は、2011~2015年に環境保全型科学技術に220億元(2005~2010年の投資予算60億元を大幅に上回る)を投資すると発表している。『経済参考報』が科学技術部と環境保護部から得た情報によると、中国は柱となる専門的な大型企業を育成し、15の産業化モデル基地を建設し、大気汚染物の排出を1000万トン減らす方針で、経済効果は1000億元を見込んでいる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年7月18日