激しい競争が繰り広げられる国際市場で、一企業の実力だけでは対応できない時がある。このような場合、企業間の連携で力をあわせることが極めて重要となる。この面で、日本が良い例である。
日本の総合商社は日本の資源輸入、製品輸出、海外市場開拓の重責を担っており、日本経済の国際化、産業構造のレベルアップの促進においても役割を果たしてきたことで、日本の経済成長の「エンジン」といわれてきた。
総合商社は産業、商業、銀行などの異なった資本を融合し、経営の面で、その分野の専門化と取扱商品、経営範囲、経営方式の総合化を追求し、経営戦略上、スケールメリットと低価格・良質な総合的サービスで成功に導くという戦略を取っている。太陽エネルギー市場での発展を図るため、日本はこの成功モデルを採用した。