このほどネットでサントリーのウーロン茶製品「甘零」を購入したある女性は、「カロリーゼロ」を謳ったこの飲料になんと白砂糖が含まれていることを発見した。女性に人気を集める「低糖」飲料には、多くの「甘いワナ」が潜んでいる。長江日報が伝えた。
この女性は「原料表示には水、白砂糖、烏龍茶、食品添加物とはっきり書いてあります。問い合わせたところ、この商品には18300カロリーが含まれており、過去に虚偽広告で136万元の罰金を課されたことがあると知りました」と述べる。記者がサントリー中国のウェブサイトにアクセスしてみると、烏龍茶「甘零」の紹介ページには依然として「カロリーゼロ」と書かれていた。
スーパーなどでは、「カロリーゼロ」、「低糖」を謳った飲料が数多く売られている。ある乳酸飲料には「脂肪分ゼロ」とあったが、原料には砂糖が含まれていた。「カロリーゼロ」、「低糖」とされている商品は、砂糖の替わりにアスパルテーム、チクロなどの人工甘味料を使っていることが多い。
「人民網日本語版」2011年8月9日