偶然かわからないが、米国債の格付けが引き下げられた敏感な時期である9日、中国財政部は香港で3回目となる人民元建て国債の発行にとりかかり、香港の銀行関係者100人あまりがロードショーに参加した。
また、ロイター通信は同日、3人の関係者の話を引用し、すでに決定している財政部の官僚、中央銀行の役員、5大国有銀行の会長や頭取のほか、さらに高いクラスの国務院の官僚も香港で来週行われる人民元建て国債の発行式に出席する予定であることを伝えた。これは、中国政府の香港地区に人民元のオフショアセンターを設立し、人民元の国際化を支援する姿勢を表している。
香港で最大規模の人民元建て国債を発行