上海市浦東新区は今、大型航空機産業の「重鎮」を目指して努力を重ねている。今後15年から20年をかけて、1千億元を超える産業規模を擁し、財政的な貢献が100億元を超える民間航空産業群を形成し、アジア地域で最大かつ世界的にも有名な民間航空産業拠点になることを目指すとしている。
中国航空工業集団、中国リョ業公司、中国商用飛機有限責任公司は24日、北京市と同区で航空産業発展座談会を開催した。商用飛機公司の金壮竜副董事長(副会長)兼総経理(社長)によると、同公司はこのほど同区で、世界的な工業製品メーカーの米イートン社およびフランスの複合企業体・サフラングループ傘下のラビナル社と、大型航空機の設計・製造業務を手がける合弁会社をそれぞれ設立した。両社とも商用飛機公司が株式を保有するという。
*リョ:「金偏」に「呂」
「人民網日本語版」2011年8月26日