ドイツのアンゲラ・メルケル首相 |
米誌「フォーブス」は24日、2011年度の「世界で最も影響力ある女性100人ランキング」を発表した。トップは前回に続きドイツのアンゲラ・メルケル首相、2位は米国のヒラリー・クリントン国務長官、3位はブラジルのジルマ・ルセフ首相だった。中国の女性は4人がランク入りした。「北京晨報」が伝えた。
△国家指導者が8人
同誌は個人の経済的な影響力、メディアでの知名度、事業の成果などを踏まえ、何度も検討を重ねた末、最終的に100人の女性を選んだ。
同誌の女性版「フォーブス・ウーマン」のモリア・フォーブス総裁兼編集長は声明を発表し、このランキングからさまざまなやり方で影響力を獲得する現代の女性像が浮かび上がる。一つの民族を指導すること、今という時代の重要問題を解決することなど、さまざまなやり方がある、と述べた。
今回のランキングには国家指導者が8人ランク入りした。メルケル首相が1位に選ばれた理由は、強大な経済体である欧州エリアを指導していることで、2位のクリントン国務長官は中東問題をはじめとする重要問題を適切に処理していること、3位のルセフ首相は中南米最大の経済体を指導する女性トップとなり、歴史を塗り替えたことが理由とされた。