米調査会社のiSuppliが先週日曜日に発表した研究報告書によると、新興市場における低価格・ローエンドのスマートフォンの需要の増加に伴い、世界携帯電話市場に占めるスマートフォンのシェアは、2015年に50%を超える見通しだ。外国メディアの報道を引用し、賽迪網が29日に報じた。
iSuppliによると、2011年の世界スマートフォン出荷台数は4億7800万台に達し、世界携帯電話市場におけるシェアは33%に達すると見られる。2015年の世界スマートフォン出荷台数は10億3000万台に達し、世界携帯電話市場におけるシェアは54%に達すると見られる。
iSuppliによると、インド、中国、アフリカなどの市場では、低価格・ローエンドのスマートフォンの需要が増加する見通しだ。同報告書はまた、ローエンドのスマートフォン出荷台数が、2015年までに毎年倍増すると予想した。
同報告書によると、中国や南アフリカのローエンドのスマートフォン需要の成長を受け、世界第2位のスマートフォン企業であるサムスン電子は、今年第2四半期のスマートフォン出荷台数が前年同期比600%増加した。サムスン電子とアップルは、世界スマートフォン市場の首位の座を巡り、競争を展開している。
「人民網日本語版」2011年8月30日