世界銀行のサンジャイ・プラダン副総裁は29日に北京で行われた国際発展協力能力建設シンポジウムの席で、中国の発展の成功経験は非常に独特なものであり、他の発展途上国はもとより国際社会全体に重要な参考例を提供するものであるとの見方を示した。また、中国と他の新興経済体は、他国と発展経験を共有しあう中でますます突出したはたらきをするようになっており、世界銀行が発展途上国との協力を強化する上での重要な注目点となっているとの見方を示した。「人民日報」海外版が伝えた。
同シンポは商務部と世界銀行が共同で主催したもの。アジア、アフリカ、欧州21カ国の代表をはじめ、世界銀行、国際連合開発計画(UNDP)など4つの国際機関のトップクラス、専門家や学術関係者ら約100人が参加した。