データでは、2008年のトヨタ自動車の中国市場シェアが2位の10.3%で、2011年は5位の5.7%に大幅低下している。また、トヨタのハイブリッド車の2010年世界販売台数は69万台で、過去5年間で3倍増となったが、中国市場での販売は低迷し、プリウスの2010年の中国市場販売台数はわずか70台だった。
トヨタ自動車は2012年に中国の第一汽車と合弁企業を設立して次世代プリウスを生産開始し、早ければ2013年に中国でコア部品を生産開始する。
レアアースはエンジンの製造に必要な永久磁石の生産に欠かせない原材料であり、コア部品の現地生産は自動車の安定的な生産を確実にするためにもプラスとなるという点も考慮されたと見られる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年9月6日