池の中の魚介類が元気よく動き回り、両側の田畑のキュウリや果物の香りが漂っている。東営市の「台地で農業を発展させ、池で漁業を発展させる」モデル区では、「台地で農業を発展させ、池で漁業を発展させる」栽培・養殖パターンの経済と生態効果が日ましに顕在化になっている。現在までのところ、東営市の「台地で農業を発展させ、池で漁業を発展させる」というアルカリ性土地総合的利用開発面積は10000ヘクタールに達し、年間良質の水産物2万数トンを産出し、水産物生産額2億1000万元を達成し、すでに全省最大の「台地で農業を発展させ、池で漁業を発展させる」アルカリ性土地総的合利用の生産基地となっている。「台地で農業を発展させ、池で漁業を発展させる」アルカリ性土地の総合的利用はアルカリ性土地を総合的に利用して漁業養殖と農業栽培を行う土地総合的利用の開発パターンであり、一般に4:4:2のパターンを採用し、つまり池、台地と溝・水路・道路面積の比例は4:4:2で、台地では果樹、野菜、穀物、綿花などの経済作物を栽培し、農業を発展させ、池では魚やエビなどを養殖し、水産物の養殖を発展させるものである。
調査によると、東営市が市場化の開発メカニズムを確立し、郷・鎮(町)政府によって主導される開発パターンを変える重点は、会社、企業、大手業者を導いて荒地、アルカリ性土地の開発に投資させ、村集団、農家の株式協力開発メカニズムの確立をサポートさせ、組織的かつ計画的に荒地とアルカリ性土地を開発、管理、経営させることに置かれている。この開発パターンは、一方ではもともとほとんど荒れ果てたアルカリ性土地を宝物に変え、農民と漁民の収入を増やすことになった。他方では、土壌の質を効果的に改善し、経済効果、社会効果と生態効果の三つのウィンを実現した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年9月9日