改革の問題について中国に理屈を述べるのが流行りになっている。しかし、アジアで発展する民主は私たちが知っている形と異なる。私たちは中国のソフトインフラがまだ将来の安全を確保する必要があると思いながらも、西側もそうすべきだとわかっている。中国に改革を促すと同時に、改革を承諾しなければならない。米国の債務上限とオーストラリアの炭素税制度に関する論争からは、敵対する政治派閥がいかに民衆の利益を顧みていないかがわかる。西側社会の公共機関に対する信頼は最低まで下がり、貪欲さと身勝手さが今も金融市場を左右している。
オーストラリアはアジアでどんな役割を演じるか、どのように競争力を維持しながらアジアとの協力を深めるか。これらは国全体が真剣に考えなければならないことだ。中国を深く理解した時、私たちは勇気と自信を持って「中国と私たちは互いに学んだ」と西側で最初に言える国になっているかもしれない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年9月9日