「現物取引を除き、すべてのスワップ取引と人民元金利スワップ取引が停止状態にある」。海外メディアは20日、3人の情報筋の話しとして、中国最大の外国為替専門の銀行が欧州の銀行数行とのスワップ取引を急遽停止したと報じている。
取引停止の相手先銀行の中には、ソシエテ・ゼネラル銀行、クレディ・アグリコル銀行、BNPパリバとソシエテ・ジェネラルなどいくつかの欧州の有名銀行も含まれている。
中国の銀行の欧州銀行との一部取引停止は、主に欧州の債務危機の蔓延により、スワップ取引で損失が生じることが懸念されていることに起因しているという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年9月21日