HSBCが11日に発表した世界の貿易見通しによると、中国の貿易額は2025年に約6兆3000億ドルに達し、現在の2.5倍になる予想。この増加幅は同期の世界貿易の増加幅の3倍で、そのときに中国の貿易額は世界の13%を占め、米国を超えて世界最大の貿易国になる見通し。
HSBCがデルタ・エコノミクスに委託して行った世界の貿易見通しに関する分析レポートによると、中国の貿易は2015年に現在の約2.5倍になる予想。2015年まで、中国の貿易は世界の約5倍の速さで増加すると見られる。世界全体で見ると、中国を含む新興市場がけん引する国際貿易は引き続き増加し、2025年には世界貿易は現在より73%多い48兆5000億ドルに達する見通し。中国、エジプト、インド、インドネシア、ベトナム、ブラジルが主に世界貿易の増加をけん引すると見られる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年10月12日