温州の社長が負債を抱え事業を断念し、中国の中小企業の生存が困難となっている。北京大学国家発展研究院と中国のアリババが発表したレポートによると、小企業主は今後の見通しに対し、2008年の金融危機時より悲観的な見方をしていることがわかった。調査に応じた企業の72.45%が、向こう半年間は無利益または小幅赤字になると予想している。
今年は企業の利益が大幅に減少
北京大学国家発展研究院とアリババグループは今年9月、珠江デルタの広州、深セン、東莞、中山、仏山、江門の6都市の95社の小企業と15行の銀行を訪問調査し、珠江デルタの2889社の小企業にインターネットでアンケート調査を行った。