中国に初めて導入されるエアバス社の大型旅客機「A380」は、15日に中国南方航空株式有限公司に引き渡しが行われる予定だ。。南方航空は引き取り後、北京市、上海市、広東省広州市を巡回して試乗会を行い、その後で同機を国際路線に投入する予定だ。「文匯報」が伝えた。
南方航空が購入したA380は5機。現在のところ中国で同機を発注したのは同航空1社だけだ。国内での試乗会に用意される座席数は506席で、ボックス式のデラックスファーストクラス8席、フルフラットベッドのファーストクラス70席、エコノミー席428席からなるという。
A380は世界最大のワイドボディ機で、客室は2層に分かれ、他の大型機より定員が40%多い。これまでに世界の航空会社6社に対し、56機が引き渡しされている。
「人民網日本語版」2011年10月14日