建設機械大手の中聯重科と日本の金堀重機は9月29日午前、ポンプ車30台の輸出契約を結び、33メートルのポンプ車2台の納品式を行った。中聯重科は同日、2012年に全額出資又は合資の形で日本に生産拠点を建設することを明らかにした。中国証券報が伝えた。
中聯重科は高い製造能力を持つ日本に進出し、日本向けの中国製建機輸出の先駆けとなった。これは、同社の製造能力とレベルが日本でも認められたことを意味し、中国の建機業にとって大きな意義を持つ。
今回金堀重機に輸出されるポンプ車は、中聯重科が掌握する世界最先端のコンクリート機械の設計理念・安全理念・技術レベルを駆使して開発された、先進国の技術基準を満たすハイテク製品で、ベンツのActros 3341シャーシをベースとしており、合理的な構造とポンプのフレキシブルコントロール技術、そして独自のアームフレキシブルコントロール技術を誇る。開発段階では厳しい実験とテストを経ており、スペックと信頼性は高く、世界一流レベルに達している。
中聯重科は2012年に全額出資又は合資の形で日本で生産拠点を建設し、生産・開発・部品調達が一体化したローカル生産を行っていく見通し。また、日本でアフターサービス体制とマーケティング体制を打ち立て、日本市場における製品の質・サービス・評価を向上し、日本のコンクリート機械・ポンプ車業界での台頭を目指していく。
「人民網日本語版」2011年10月16日