電気自動車は低炭素社会にとって欠かせないアイテムであり、その市場は業界関係者から非常に注目されている。北京市は昨日、市民の低炭素社会への関心を高めべく「新エネルギー自動車10万台計画」を発表した。この計画により、電気自動車購入者はナンバープレート抽選制度を免除される。
調べによると、北京自動車業界の「十二五(第12次五カ年計画:2011-2015年)」計画では、電気自動車が購入制限の対象から外された。しかし、すべてが免除というわけではなく、ナンバープレート末尾による毎週1回の通行制限は守らなければならないし、電気自動車の購入制限免除政策も「一定期間内」のみ有効とされている。
調べによると、電気自動車の生産性は低く、電気自動車1台の販売価格は一般的な乗用車よりも15万元~20万元高い。また、バッテリーやモーター、ECUなど主要部品の価格も割高となっているおり、今のところ販売台数は伸びていない。