鄭夢九会長が新工場を視察。 |
韓国・起亜自動車((Kia Motors))は中国に新工場を建設し、年産能力を30万台に引き上げる計画だ。同社にとって中国の工場はこれが3カ所目となる。
新工場が稼動すれば、現代-起亜自動車グループの中国大陸における年産台数は173万台となり、フォルクスワーゲン(VW)、ゼネラル・モーターズ(GM)に続き、中国の外資自動車メーカーの中では3番目の規模となる。中国経済網が朝鮮日報の報道を引用して伝えた。
起亜自動車が発表した声明によると、現代-起亜自動車グループの鄭夢九会長、江蘇省共産党委員会の羅志軍書記、江蘇省塩城市共産党委員会の張鵬書記はこのほど南京で契約調印式を行った。
契約によると、起亜自動車は塩城市に3カ所目となる組み立て工場を建設する。新工場は来年末に着工し、2014年下半期に操業開始する予定。
鄭会長は調印式において、「起亜自動車は中国で比較的急速な発展を遂げつつある。中国の消費者の中・低価格車に対するニーズを満たすため、我々は積極的な行動を起こさなければならない」と語った。
「人民網日本語版」2011年11月6日