中国工業情報化部はこのほど、『“十二・五”産業技術革新計画』を公布した。計画には、原材料、設備製造、消費財、情報産業の4つの分野が盛り込まれた。
研究・開発経費を数値化
『計画』は、上述の4分野で国際競争力のある大企業を育成するとしている。また、自主的知的財産権を持つ産業のコア技術とキーテクノロジーを開発し、企業を主体とした、産学官連携の技術イノベーションの体系を構築し、優秀な人材を育成する。
支援・奨励策を明確化
『計画』は、以上の目標の実現に向けて、資金投下を増やし、工業・情報化の技術イノベーションへの財政支援を強化し、重大技術の研究・開発や産業のコア技術、基礎技術の研究の支援に力を入れることを明確にした。また、技術イノベーションの成果の産業化を奨励し、地方財政や企業による研究・開発への投資拡大を促進する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年11月15日