11月16日、中国核工業集団公司(中核集団、CNNC)原子力事業部の設立・開業式典が北京で行われた。プロセス・リエンジニアリングの重要なセクターの一つである原子力事業部が正式に運営を始めたことを示している。18日付「上海証券報」が伝えたもの。
孫勤・中核集団党組書記・総経理は、次のように語った。今は当社発展の重要な戦略的チャンス期だ。今後核工業(原子力産業)の発展は技術、管理、運営、安全など全方位的で総合的な実力の対決となる。中核集団としては核工業の産業チェーンシステムの構築と自主革新(イノベーション)能力の整備に力を入れ、産業構造の調整を加速し、管理能力と「ワンストップ」サービス能力を全面的に引き上げ、今後の新たな原子力開発でより大きな役割を果たすようにしたい。
新たに結成される原子力セクターのうち、中国核動力研究設計院(NPIC)、中国核電工程有限公司、中国中原対外工程有限公司、核動力運行研究所(RINPO)、中核新能源(エネルギー)有限公司、中核科技実業股分有限公司などは原子力事業部に組み込まれる。以前、宝原公司の傘下だった北京核儀器廠(核機器工場)と西安核儀器廠の営業資産と業務、西安核設備有限公司の株式は中国核電工程有限公司に移される。
「新華網日本語」より 2011年11月27日