シャープが中国で健康・環境家電事業を、液晶テレビ、情報・通信事業に次ぐ、第3の柱に育てるとともに、2013年までに同社の健康・環境家電が海外市場で50%のシェアを占めると見込んでいる。シャープの菅野信行大中華地域CEO〈専務執行役員 中国本部長〉が先ごろ「広州日報」記者に明らかにしたもの。15日付同紙が伝えた。
シャープの中国における商品ラインアップでは液晶テレビの販売が70%以上を占めている。こうした状況を改めるため、シャープは先ごろ、中国における業務を再編し、投資会社〈シャープ(中国)投資有限公司〉を設立すると同時に、健康・環境と情報・通信の2大事業部を設立すると発表した。
菅野氏は、シャープの中国地域の販売収入(売上高)は2008年からそれぞれ19・1%、31・8%、36・2%を占め、既に米国を超えてシャープに寄与する、海外最大の地域になっていると語った。
「新華網日本語」より 2011年11月27日